2020年10月22日

今日は1日お休み。ずっと休んでないからだと言われたが、朝から調子が悪かった。

いろいろと気になる仕事があるから、椅子に座ってなにかしていないと落ち着かい日々であったが、今日は腹をくくった次第。

勉強のための読書はやめて、趣味の読書、読みたかった本を手にとる。

勉強のための本、資料のためとして置いている本、そして趣味や興味の本たちが、デスクの目の前にある本棚には堆く本が積まれている。わりと性格的に積読が苦手なため、毎日ため息をついている。とはいえ、それから逃れることはできないだろう。

 

趣味や興味のある本のほとんどは小説の類。最近では、アンリ・ミショーを買った。これは大阪の古本屋さんに勧めてもらった本で、とても読むのが楽しみな本。最近は古本屋さんに行ってはいろいろと「書物」を紹介してもらって、勉強して帰ってくる。この大阪の古本屋さんもとても素晴らしい、僕には欠かせないものとなった。

京都の古本屋さんでも龍膽寺雄の小説を教えてもらってそれを買ってきたばかり。

 

昼過ぎに龍膽寺雄の「放浪時代」を手に取ってベッドに入りながら読む。

途中、うたたねを挟んで、夕方には読了。良い小説でした。昭和の生活が3人の人物を通して鮮明に浮かび上がる。僕は「パンにバタを…」という表現がとても気に入った。人物、街、物の描写がうまいなと思う。話としては、僕にっては平々凡々たるものだと感じたが、味わいのある小説だった。

明日からしっかりと仕事させてもらいます。