2020年9月9日

今日は新大宮広場での1日書店の日。もうこれで3回目になる。

はっきりいって売れませんが(笑)、とても面白い。事務所でずっとパソコンやったり、原稿見たり、メールしたり、はたまた営業へ馳せ参じたりするのとは全然違う。

まったく別の時間が流れるのです。聞こえがいいのは、そこに「売上」というものが存在しないから。売れたとしても本当に微々たるものだけれど、それ以上の価値があるし、続けていれば何か新しい行動を起こすきっかけにだってなるかもしれんという感じ。

 

9時から飲食店にあるようなのカウンターに本を並べる。僕の棚に変わる瞬間。

細かいジャンル分けはできなかったけど、うまい具合に並べられたと思う。

絵本が並ぶところにあえて、この本を並べようかな…とやっているのが良い時間なのです。

 

とはいえ、ずっといるわけにもいかず、共同して古着を出している親戚に店番を預けて、午後には事務所へ退散する。間さんから連絡をもらい、2号の打ち合わせ。だんだん、今回の作品たちの顔ぶれがそろってきた。いい感じだ。

ときどき休憩がてらにTwitterを見ると。おもしろいツイートがあった。

Twitterだからそのツイートの意図を全て酌めたわけでないけれど、目利きの選書の並列化を言及するツイートだった。それにSNSが寄与しているということだが、それは自分の棚か、それとも独立系の書店界隈での話かは分からなかったが、後者なら重要な指摘だと思った。

僭越ながら、自分もそう思っている。独立系の書店という表現は好きではないが、そういう書店で並ぶ本がほとんど同じですよね、最近。まあ、個人書店に『アンパサンド』をお勧めしているお前が言うなと自分でも思いますし、お前何様?とも思います。日記なんで許してください。

 

夕方には、店番交代でお店に。

お客が来ない…当然、なんちゃって本屋さんなので、だれも入ってこないなんて当然やんと思いながらやっているけれど、せっかく店内は小野リサ『fly me to the moon』がながれているのに残念だった。この曲は小野リサが歌うのが一番いいと思っている。

軽快さの中に品があるとてもええ曲やし聴きに来てよって思っている内に、閉店。

 

今日も一日お疲れさん。