人は人、自分は自分

なかなか新刊が出せていないときなんかは、

自分に自信がなくなっているせいか他社の動向がとても気になることが多いです。

平たく言えば、仕事がなかなかうまくいかない時は、人のことが気になってくるというわけです。

 

Twitterで流れてくる新刊情報もそうだし、他社がどのような方々(著者)と本を出しているかという情報が自分を焦らせる。

 

僕はそんなに強い人間ではないから、焦る必要や他者を気にすることなどいらないと自分でわかっていても、どうしても比較してしまうのです。

 

ここ最近、ずっとそうでした。

今年の3月ぐらいから他社の本ですが、制作のお手伝いをさせていただき、毎日必死でその制作に取り組んでいてほとんどの情報が目に入らなかった。それが終わってふと自分の周りを見た時にいろいろと変化しているように映った。

 

様々な本が世の中にうまれていたし、思わず「おー」とうなってしまう本もありました。

直前までしていた書籍制作のお手伝いはとても貴重な体験だったし、感謝の気持ちもある一方で、自社の制作に力を入れないとと焦る自身をうみだすのに十分だった。

 

「さあ、自分はどうする」

 

そんな思いを抱えていた時期に、妻からの言葉であることを思い出した。

 

「人は人、自分は自分。あんた、すぐに人を引き合いにだすのはやめなさい」

親から叱られた時の言葉。

カードゲームやファミコンのカセットを買ってもらえないことに不満を言う僕を窘める言葉。

 

今、この言葉がわりと僕を落ち着かせてくれています。つまり、僕はまったく成長していないということかもしれません。