小社刊行の『ベトナムの大地にゴングが響く』が東洋音楽学会という学会にて
学会賞(田邉尚雄賞)を受賞いたしました。
柳沢さん、おめでとうございます。
著者が長年、現地に通い、積み重ねてきた研究成果が評価されたことはすばらしいと思います。
本書に掲載のQRコードから著者撮影の映像資料にアクセスできるようになっておりますが、
現地でビデオカメラをまわすこと自体そう容易なことではありません。
現地の方々の生活の一部である儀礼や祭礼を撮影することを、私たちの身に置き換えてみると撮影する困難さは
想像がつくかと思います。
撮影ができるのは、著者の人柄はもちろん研究目的までをふくめて、現地の方々の信用があるからだと思います。
これは、長年のフィールドワークで柳沢さんが得た大きな成果の一つだといえると思います。
そして、小社としても第一弾目の書籍が学会賞を受賞したことをたいへんうれしく思っています。
まさか、船出となる書籍がこのような評価をいただくとは夢にも思わず。
昨年から今年にかけて、いろいろと書評でもご紹介いただき、ありがたい限りです。
引き続き、頑張っていきますのでよろしくお願いします。