アンパサンドについて

アンパサンドの計画が着々と進みつつあります。

といっても、今回は全面的に間さんのお力をお借りし、僕は勉強をさせていただくだけ。

間さんは、言語芸術の研究と実践から造本まで経歴、経験は幅広く豊富にお持ちです。

一緒にお仕事をさせていただくことで、僕自身も学べる、もしくは新たな方向性も開拓できるんじゃないかと他力本願。

とにもかくにも、とても面白い企画になりそうです。

 

アンパサンドのコンセプトの1つに「気楽に表現できる舞台」というのがあります。

書籍とどこが違うのということで、アンパサンドの趣旨には少し書いてありますので参考にしてほしいのですが、そこまで明確に線引きをしているわけではない。

 

書籍とアンパサンドに厳然とした違いがあるというわけではないのだけれど、どうしても本の枠として捉えたときに「この企画は難しいな・・」というものがある。

 

企画を実現するか否かのライン、これは出版社によって違うから灯光舎の場合と言った方が良いと思います。

しかし、本ではなくもっと違う方法で形にしたい、表現したい・・・と思うことがあるのです。そこで、このアンパサンドの出番というわけですね。

 

例えば今回の企画なんて本としては非常に難しい。読者どこにいるかも正直不透明だし、もっといえば僕にもまだどんな「アンパサンド」になるか想像できない。

どういったものが出来上がるのか。

でも、それがとても楽しみなのです。

 

そういった気持ちを大事にするために、表現できる場をつくるために「アンパサンド」は必要だった。

 

これから1st.issueを刊行していく中で、もう少しアンパサンドを出す意義みたいなものが見えてくればそれでいいし、とにかくやってみたいなということです。

 

そのへんも気楽にやっていきたいと思っています。