都に根を張るということ

会社をスタートさせて数ヶ月、京都だけで10店舗以上の書店さんへご挨拶に伺いました。

古書店を主に展開されている書店さんも含めて。

 

京都で出版社をスタートさせることに何のこだわりもなかったし、自分の住み慣れた土地の方が何かと楽かなという程度です。

一度だけ、以前に仕事で訪れたことのある香川県の高松へ自宅と事務所をもっていこうかという話を妻としたことがあります。泊まった場所は中心街で、街の雰囲気がとてもよかった。海があって、優しい人がいて、おもしろい店がある。

当然のことながら、その資金もなく、突拍子もない話ですから、当然実行されることはありません。

まあ、前述のごとく、出版社を始めるのにそこまで土地にこだわりはなかった。

 

しかし、京都の書店さんの挨拶回りを経て、京都というメリットを今は少し感じています。

それは、個性的な、それぞれの考えをもった書店さんが多いということ。

こういった書店さんと直に会って、話が出来て、お店を拝見する。これはとても重要な体験なのです。

 

「営業」というと、とても無機質な感じを与えないこともないので、長ったらしく「挨拶回り」といっていますが、

この行為は決して無機質なものではなく、私の中で得たそれぞれの体験が有機的に作用するものだと思っています。

もちろん、書店さん自身は別にして私の一方的な考えではありますが。

 

そう考えると、京都で出版社をはじめた私はとても恵まれている。

他社さんのブログでも同じようなことを拝見いたしましたが、そういった貴重な体験をさせてくれる書店が多い場所でもある。

しかも、根拠はありませんが、今後そういった本屋さんがふえていくかもなという雰囲気がある。

いろいろな本屋さんを巡って、そう感じています。

もちろん全国の本屋さんを巡ったわけではありません。あくまでも私のせまーいせまーい範囲内でのことです。

 

 

たまたま京都を拠点にはじめた出版社、

いつまで続けられるかは別として、つながった縁といただいた体験を糧にしていこうと思う今日この頃。

 

 

 

 

開風社

待賢ブックセンターさん

 

 

 

 

マヤルカ古書店さん